Photo:Riei Nakagawara (GATE)
“the BOYS”ではなくて、“BOY”。去年の『サマソニ』に参戦していたカナダの若手5人組BOYが昨年末に再来日したので、遅ればせながらご紹介しておく。 私が彼らを知ったのは、昨年の『サマソニ』関連の仕事……つまり、ちょこっと原稿を書かせてもらったのが縁だった。その時に聴いた曲が結構良くって、そこからファンになってしまったというわけ。ルックスは、どー見ても“若者”って感じだったが、出している音はなかなか渋い! 60年代サイケ? ソフトロック? the BYRDSやLOVE、the ZOMBIES、the ROLLING STONES……といったバンドが好きそうな人達がやってる音楽って感じなのだ。 そんな彼らがどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう?と、サマソニ参戦を試みたが、やっぱり“お昼に幕張到着”は厳しかった(肉体的に)。実際私が到着した時には、すでにDEEP PURPLEの出番が迫っていたわけで……そんな経緯もあって、今回の単独来日は何が何でも!と参戦してきた次第。だが、あれ……結構女のコが多い? しかも、みんな結構お若い? 場内を埋め尽くしていたのは、私にとっては、ちょっと意外なファン層だった。 少し前にジェイミーが加わり、4人から5人編成になっていた彼ら、作品よりも意外とアグレッシウ゛にライヴを展開していてビックリ(メンバー全員が、結構長身なのも)。デビューアルバム『Every Page You Turn』以外、何の予備知識のなかったので、これは嬉しいサプライズだった。しかも、フロントマンであり、ソングライターでもあるステファンがミック・ジャガーみたいに弾けまくりのアクションを見せたり(大袈裟)、ガレージ系が好きそうなドラマー(私の思い込み)のビートもパワフル。最後に加入したメンバーでもあるジェイミーは、器用にギターを奏でたり、キーボードを弾いたりと、ライヴとしてもなかなか見応えがあった。時には、フロント3人がギターを弾いていたり、音も結構厚かったし。ビール1本しか飲んでいないにも関わらず、私のテンションもアッという間に引き上げられてしまった。まだアルバム1枚のみのリリースで、持ち曲も当然少ない……ということの裏返しなのか、大体1時間くらいで終了。決して長くはなかったが、いいライヴだったということを伝えたいし、どんなものが好きなのか、メンバーとちょっと話して聞いてみたい。そう思い立ってバックステージ方面へ向かおうとしたら……すでに若い女のコ達がキャッキャッと騒ぎ、その横でセキュリティのスタッフらしき人達が人々を必死に制するという、いつもの光景が見えてきたのであえなく断念。私がいただいていた“プレスパス”でも、きっとあの辺で止められていただろうし……残念だ。 「いやー、カナダって感じだったね!」とか、「田舎の男のコ達って感じだったね」だとか……終演後、自然と私の耳に入って来た、見知らぬ女のコ達の感想の言い合い。それらが、あまりにも率直なので何だか笑えた。でも、私には、“カナダって感じ”が具体的にどんなものなのか分からなかったし、私から見れば彼らって“わりと街のコ”に見えるのだが。感じ方は、やっぱり人それぞれ! 『Every Page You Turn』 Imperialrecords TECI- 21319 発売中 ※日本盤にはボーナストラック4曲が収録! インペリアルレコーズのweb siteはこちら。 試聴も可能です。
by shoutsistershout
| 2006-01-20 23:11
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