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@Ritto Music

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 VAMP!magazineの新刊も無事発売、ひと段落したので元職場へ行って来た。そんなしょっちゅう行くわけではないが、00年春に退社して以降、半年〜10ヵ月に1回は遊びに行っているような。てか、1年の中で、最もいろんな友人知人に会うのは、VAMP!がひと段落したこの時期(先日は元BELTERS★のドラマーのさっちゃんともランチしたばかり)。まあ、とにかく、「ランチでもしよう」ってことで、お昼時にふらりとRitto Musicの編集部へ。人の入れ替わりが繰り返され、年々知っている顔が減少……その一方で、私の知っている方々はみんな偉くなられている。

 ちなみに、写真のお二方は、私が『ギターマガジン』にいた当時編集長だった古森さんと先輩の鈴木さん。何にもできない私を採用して下さり、いろいろ教えていただいた。しかし、当時編集長からはよく怒られたり、怒鳴られたりした。よく覚えているのは、SONIC YOUTHの色校か何かを見ていた時に、確か、「見るのが遅い」か何かで怒鳴られ、それに逆ギレ(?)した私は「スミマセンねっ!」って編集長に聞こえるように吐き捨ててしまったってこと。後日、先輩から「頼もしい新人だなあ」とか何とか笑われた記憶がある。あの頃、血の気が濃かったんだな、きっと……(笑)。後で誰かから聞いた話では、私がバイトとして採用されたのは、古森さんが“アイツ、面白そうだから入れてみよう”って言ったからなんだそう(そんな言い回しでは、もちろんないと思うが)。古森(当時)編集長の上のお偉いさん方は、若干反対していたそうだし、バイトとして働き始めて以降、実際そんな空気も感じていたが(まだ初々しかった私にはちょっとツラかったが)、そんな私が数年もこの出版社で働くことができたのも、古森さんのおかげだと思っている。『ギターマガジン』後に、洋楽誌『SiFT』や『インディーズマガジン』の編集担当することができたのも、古森さんが私のキャラや趣向を分かって下さっていたからこそ。11〜12年前当時、私と一緒に入ったアルバイト9名の中でも(私は女1人だった)、最も劣等生だった私が今こうして自分の雑誌を作ることができているのは、お二方を始め、諸先輩方の教えがあったからこそ。この“濃厚だった”数年間がなければ、今の私はない。それを考えると、本当に感謝感謝だ。余談だが、このお二方、現在は社長、副編集長。途中、用事で抜けてしまった女性先輩は、いつの間にか、楽譜〜書籍系編集部の編集長になっていた! 

 明日発売されるだろうDOLL誌に私のインタビューが掲載されているのだが(VAMP!magazine/Peachy Doll Records主宰者として)、ちょうどRitto Music当時の話も掲載されている。いや、しかし、あの当時、あんなに劣等生だった私が今こうして小規模ながらも自分の雑誌を発刊しているってことに一番驚いているのは、おそらく、古森さんじゃないか?(笑) その古森社長はこう言っていた。「あの時、キミと同時にバイトで入った人達の中で、今も変わらず元気なのはキミだけだよ」「キミは、ほんと変わんないね〜!」。

@Ritto Music_b0054059_1483928.jpg『ギター・マガジン 』2005年12月号
950円(本体905円+税)

←プレイヤーなら知らない人はいない雑誌『ギターマガジン 』。写真は最新号。ここで働くようになるまでは、ジョニー・ラモーンが掲載された号しか購入したことはなかったんです……が、実際編集者として働くようになってからは、編集だけではなく、当時から撮影もやってまして、ウェイン・クレイマーやKen Yokoyama、Agent Orangeといった方を撮らせていただきました。その年のハロウィーン時期に、Agent Orangeのメンバーからハロウィーンパーティのハガキが届いたことも(笑)。もう10年以上も前のこと、なんですね……しみじみ。

マニアック情報:数年前頃、某楽器メーカーとのタイアップ企画のポスターに私がモデルとして起用されております。誰も知りませんが、現アスパラガスの渡辺くんは気づいていました(笑)。
by shoutsistershout | 2005-11-30 12:58
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